「右のこめかみだけが痛いけれど、大丈夫なのかな…」と不安になる方は少なくありません。実は、右のこめかみの痛みには頭痛だけでなく、あごや歯の不調、まれに早めの対応が必要な病気など、さまざまな原因が考えられると言われています。
患者さん:「右側だけがズキズキ痛むんですが、片頭痛でしょうか?」
先生:「片頭痛の可能性もありますが、それだけとは限りません。痛み方や症状によって考えられる原因が変わるため、まずは特徴を確認することが大切と言われています。」
ここでは、右のこめかみが痛くなる代表的な原因について、それぞれの特徴をわかりやすくご紹介します。
片頭痛(ズキズキと脈打つような痛み)
患者さん:「ズキズキ脈を打つように痛むのですが、これも片頭痛ですか?」
先生:「そのような症状は片頭痛で見られることがあると言われています。」
片頭痛は、こめかみ周辺が脈打つようにズキズキ痛むことが特徴とされています。痛みは左右どちらか一方に現れるケースが多く、右側だけが痛くなることも珍しくありません。
また、光や音に敏感になったり、吐き気を伴ったりする場合もあると言われています。寝不足やストレス、疲労、気圧の変化などがきっかけになることもあるため、痛みが起こるタイミングを記録しておくと原因を探る参考になるでしょう。
引用元:https://kumanomi-seikotu.com/blog/4792/
緊張型頭痛(締め付けられるような痛み)
患者さん:「ズキズキではなく、ギューッと締め付けられる感じです。」
先生:「その場合は緊張型頭痛も考えられると言われています。」
緊張型頭痛では、頭全体やこめかみ周辺が締め付けられるように重く感じることが多いとされています。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、肩や首の筋肉の緊張が影響しているケースも少なくありません。
右側だけに違和感を覚えることもありますが、時間の経過とともに両側へ広がることもあると言われています。日頃から姿勢を見直したり、適度に体を動かしたりすることが予防につながる可能性があります。
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群発頭痛(激しい片側の痛み)
患者さん:「目の奥までえぐられるように痛くなることがあります。」
先生:「そのような激しい片側の痛みは群発頭痛の特徴の一つと言われています。」
群発頭痛は、数ある頭痛の中でも非常に強い痛みが現れることがあるとされています。右または左のどちらか一方に集中し、こめかみから目の奥にかけて激しく痛むことが特徴と言われています。
さらに、涙が出る、鼻水が出る、目が充血するなどの症状を伴う場合もあります。痛みが一定期間続いて繰り返し起こる傾向があるため、思い当たる症状がある場合は早めに医療機関へ相談することがすすめられています。
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顎関節症・歯のトラブルによる関連痛
患者さん:「口を開けると痛みが強くなる気がします。」
先生:「あごや歯が原因で、こめかみに痛みが広がるケースもあると言われています。」
こめかみの痛みは頭だけが原因とは限りません。顎関節症や歯ぎしり、食いしばり、虫歯などによって周囲の筋肉へ負担がかかり、こめかみまで痛みが広がることがあると言われています。
食事中や会話中に痛みが強くなる、あごがカクカク鳴るなどの症状がある場合は、頭痛以外の原因も考慮することが大切です。
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側頭動脈炎など注意が必要な病気
患者さん:「いつもの頭痛とは違う気がするんですが…。」
先生:「そのような場合は注意が必要な病気が隠れている可能性もあると言われています。」
側頭動脈炎は、50歳以上の方に多く見られる病気の一つとされ、こめかみ周辺に強い痛みや押したときの痛みが現れることがあると言われています。発熱や全身のだるさ、物が見えにくいなどの症状を伴うケースも報告されています。
また、突然これまで経験したことのない激しい頭痛や、手足のしびれ、ろれつが回りにくいなどの症状がある場合には、重大な病気が隠れている可能性も否定できません。自己判断せず、早めに医療機関へ相談することが大切と言われています。
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