今回ご紹介するのは、姫路市別所町にお住まいの32歳女性で、育児をするなかで膝と手首の痛みが気になるようになり、姫路ゆずの木整骨院へご来院された症例です。ご来院の約1週間前から症状が出始めており、特にお子さまのお世話をするときに膝や手首へ負担を感じることが増えていたとのことでした。
育児中は抱っこや立ち座り、床からの起き上がりなど同じ動作を一日に何度も繰り返すため、膝や手首に負担が集中しやすく、休ませたくても十分な休息を取りにくいという特徴があります。実際に今回の女性も、育児だけでなく日々の家事を続ける必要があり、痛みを感じながら生活しているという状態でした。
主な症状は膝痛と手首腱鞘炎を疑うような手首の痛みで、育児や家事に伴う動作を行った際に症状が現れやすくなっていました。膝については深く曲げたときに痛みがあり、しゃがむような姿勢など膝関節を大きく屈曲させる動きで負担を感じていたとのこと。
一方で手首についても日常的に痛みを感じており、育児によって膝と手首の両方を繰り返し使うことが、生活上の負担につながっている様子がうかがえました。そのため、どちらか一方だけを見るのではなく、膝関節や手関節の動きに加えて、それぞれの周囲にある筋肉の状態まで確認する必要があると考えられます。
来院時には、育児や家事をしていると膝や手首に痛みが出る状態であり、膝を深く曲げた際には特に症状を感じやすくなっていました。加えて、大腿部や前腕部には筋緊張がみられ、筋肉を触れて確認すると硬さが目立つ部分もあったため、関節だけでなく周囲組織の状態も含めて確認しています。
こうしたことから、膝や手首の痛みがある部分だけに施術を行うのではなく、動作時に負担がかかっている筋肉や身体全体のバランスを見ながら進めることにしました。育児中は痛みがあっても抱っこや家事を完全に避けることが難しいので、普段の生活を続けながら負担を軽減していくことが重要になります。
今回の改善目標として設定したのは、膝と手首の痛みを軽減するとともに、育児や家事に伴う日常動作をできるだけ負担なく行える状態を目指すことです。単に施術後の痛みだけを見るのではなく、しゃがむ、立ち上がる、手首を使うといった生活のなかで繰り返す動作に変化があるかを確認しながら進めていきました。
特に育児では、身体を休める時間を確保することが難しい場合もあるため、生活そのものを大きく制限するのではなく、膝関節や手関節にかかる負担を減らしていくことが大切です。そのうえで、最終的には痛みをあまり意識せずに育児や家事を行えることを目標として、施術計画を組み立てました。
初回の確認では、膝関節を深く曲げた際に痛みが生じており、大腿部には筋緊張がみられる状態でした。膝を曲げる動作は立ち座りやしゃがみ込みなど日常生活のさまざまな場面で必要になるため、育児や家事を繰り返すなかで痛みを感じる機会が多くなっていたと考えられます。
手首についても前腕部の筋緊張が確認され、手関節を動かしたときの状態を確認しながら、どの動作で痛みが出るのかを細かくチェックしました。具体的には、手首を手のひら側へ曲げる「掌屈」という動きに抵抗を加えたところ手関節に痛みがみられたため、前腕から手首にかけての筋肉や周辺組織への負担も考慮する必要がある状態です。
膝痛と手首の痛みの状態を把握するため、初回には圧痛の確認と可動域テストを行い、どの部分を押したときに痛みがあるのか、関節をどこまで動かせるのかを確認しました。圧痛とは身体の一部を押した際に生じる痛みのことであり、筋肉や関節周囲の状態を把握するための確認方法の一つになります。
あわせて手首にはフィンケルシュタインテストを行いましたが、結果は陰性でした。フィンケルシュタインテストとは、親指側の手首に痛みが出るドケルバン病などを確認する際に用いられる方法の一つですが、今回の症例ではこのテストによる痛みは確認されていません。
そのため、いわゆる手首腱鞘炎という言葉だけで状態を判断するのではなく、実際にどの方向へ手首を動かしたときに症状が出るのかを確認することが重要です。そこで、手関節の掌屈に抵抗を加えた際の反応や前腕部の筋緊張なども含め、施術する部位を検討しました。
検査では、膝関節を屈曲させた際の動作痛が確認され、大腿四頭筋には硬結がみられました。大腿四頭筋とは太ももの前側にある大きな筋肉で、膝の曲げ伸ばしや立ち上がりなどに関係しており、この部分の緊張が強い状態では膝を動かした際の負担につながることがあります。
一方、手首では掌屈時に抵抗を加えることで痛みが現れ、前腕筋群にも硬結が確認されました。硬結とは筋肉の一部が硬く触れる状態を指しますが、今回のように育児や家事で手首を繰り返し使用している場合には、痛む場所だけでなく前腕まで含めて状態を見ることが大切になります。
加えて、身体全体を確認したところ骨盤には左右差がみられたため、膝だけを局所的に見るのではなく、立位や動作時の身体のバランスも考慮しました。こうした複数の所見を踏まえ、膝関節と手関節の調整に加えて、骨盤や周囲の筋肉・靭帯にもアプローチする方針としています。
今回の膝痛、手首腱鞘炎へのアプローチでは、骨盤調整、手関節調整、膝関節調整を組み合わせながら、膝と手関節の周囲にある筋肉や靭帯の滑走を整える施術を提案しました。滑走とは、筋肉や腱などの組織が身体を動かした際に互いに滑るように動くことであり、関節の動作を考えるうえで確認したい要素の一つです。
特に膝では大腿四頭筋の硬結が確認されていたため、関節そのものだけではなく、太ももから膝周辺にかけての状態を確認しながら施術を進めました。同時に手首についても、痛みがある部分だけを刺激するのではなく、緊張がみられた前腕筋群を含めてアプローチすることで、育児や家事で繰り返される動作の負担軽減を目指しています。
確認しま施術計画は計6回とし、最初の3週間は週1回、その後は2週に1回の頻度で6週間にわたり状態を確認していきました。1回あたりの施術時間は約25分で、毎回同じ内容を機械的に繰り返すのではなく、膝を曲げた際の痛みや手首を動かした際の反応を確認したうえで進める流れです。
初期は症状の変化を確認しやすいよう週1回のペースを設定しましたが、経過に伴って膝や手首の状態が変化してきたことから、その後は2週に1回へと間隔を調整しています。このように施術頻度を段階的に変えながら、日常生活での育児や家事にどの程度支障が残っているのかについてもした。
施術を進めるうえでは、膝を深く曲げたときの痛みや手首を使った際の負担を軽減し、育児や家事を行いやすい状態へ近づけることを目指しました。関節の動きだけでなく、大腿四頭筋や前腕筋群の硬さ、骨盤の左右差なども確認しながら施術することで、身体を動かしたときの負担を減らしていく方針です。
ただし、育児中は抱っこや立ち座りなどを完全に避けることが難しく、施術を受けている期間も日常的な身体への負荷は続きます。そのため、施術直後の感覚だけで判断せず、次回来院までの生活で膝や手首の痛みがどの程度出たかを確認しながら、段階的な変化を見ていくことにしました。
実際の施術では、初回に確認された骨盤の左右差を踏まえて骨盤調整を行い、そのうえで膝関節と手関節の状態に合わせた関節調整を組み合わせました。膝については、大腿四頭筋の硬結や深く曲げた際の痛みを確認しながら、膝周囲の筋肉や靭帯が動作時に滑らかに動きやすくなるよう滑走調整を行っています。
手首に対しては、手関節を掌屈した状態で抵抗を加えると痛みが出ていたため、手関節の調整だけでなく、硬さが確認された前腕筋群にも施術を行いました。特に育児では、お子さまを抱き上げる、支える、物を持ったまま手首の角度を変えるなど負担のかかる動作が繰り返されるため、前腕から手首までを一つの動きとして確認することが重要になります。
施術時間は1回約25分とし、その日の状態を確認しながら膝と手首の両方へアプローチしました。こうした施術と並行して日常生活での痛みの出方も確認し、単に押したときの硬さだけではなく、育児や家事の動作でどの程度変化を感じているかを経過判断の材料としています。
施術を開始してからは徐々に変化がみられ、2回目の施術後には、膝関節を曲げた際に感じていた痛みが以前より緩和してきました。初回来院時には深く膝を曲げる動作で痛みが確認されていましたが、施術を重ねるなかで同じ動作を行った際の負担感に変化がみられるようになったものです。
一方で、育児や家事そのものは継続しているため、日常生活で膝や手首を使わないようにするのではなく、実際の生活動作を続けた状態で経過を確認しました。その結果、初期の段階ではまず膝関節屈曲時の痛みに変化が現れ、その後は手関節の痛みにも軽減がみられるようになっています。
こうした反応を確認しながら施術内容を調整し、関節周囲だけでなく大腿部や前腕部の筋緊張についても継続して確認しました。痛みの程度には日によって差が生じることもあるため、一時的な感覚だけではなく、育児や家事をした際の状態を基準に経過を追っています。
4回目以降になると、膝関節を動かした際の痛みは初回来院時と比べて大幅に軽減し、日常生活のなかでも膝を動かしやすくなってきました。手関節についても痛みが軽減しており、育児や家事で手を使う場面において、以前ほど強く痛みを意識しなくなってきたとのことでした。
その結果、初期の週1回から2週に1回へ施術間隔を空けたあとも状態を確認しながら、計6回まで施術を継続しています。6回目の時点では、膝と手首の症状によって日常生活に支障を感じる場面が少なくなり、当初の目標としていた育児動作についても負担の軽減がみられる状態になりました。
最終的には「痛みなく育児をできるようになりました」とのお声をいただき、育児や家事を行う際の身体的な負担にも変化が感じられたとのことです。今回の経過では、膝や手首だけを個別に見るのではなく、骨盤の左右差、大腿四頭筋や前腕筋群の硬さなどを確認しながら、約9週間にわたり段階的にアプローチしたことが特徴になります。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
計6回の施術を終えた時点では、初回来院時にみられた膝関節を深く曲げた際の痛みが大きく軽減し、育児や家事のなかで膝を使う場面でも支障を感じることが少なくなりました。手関節についても、掌屈と呼ばれる手のひら側へ手首を曲げる動きで抵抗を加えた際に痛みが確認されていましたが、施術を重ねるにつれて日常生活で感じていた痛みも軽減しています。
特に膝については2回目の施術後から屈曲時の痛みに変化が現れ、4回目以降になると動作時痛が大幅に軽減するという経過をたどりました。その結果、6回目には膝痛や手首の痛みをあまり意識せず育児を行えるようになり、当初の改善目標としていた日常動作の負担軽減にもつながったという状態です。
ただし、育児や家事では膝や手首を繰り返し使うため、症状が軽減したあとも身体への負担そのものがなくなるわけではありません。今後も状態を確認しながら、無理のない範囲でセルフケアを続けることが大切になるでしょう。
今回の施術を受けられた患者様からは、「痛みなく育児をできるようになりました」との感想をいただきました。ご来院当初は、育児や家事を行うたびに膝や手首へ痛みが出ていたため、身体を休めたいと思っていても日常生活では十分に休ませることが難しく、負担を抱えながら過ごされていたとのこと。
実際に施術を進めていくなかでは、まず膝関節を曲げた際の痛みが軽減し、その後、手関節についても日常動作で感じる痛みに変化がみられました。こうした経過とともに育児中の負担感も少なくなり、6回目の時点では生活上の支障をあまり感じなくなったことから、ご本人にとっても変化を実感しやすい結果になったと考えられます。
一方で、身体の状態や症状の変化には個人差があり、同じ膝痛や手首腱鞘炎のような症状であっても、必要となる施術回数や経過は一人ひとり異なるものです。そのため、姫路ゆずの木整骨院では経過を確認しながら、その時点での身体の状態に合わせて施術を進めています。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
膝や手首の痛みは、それぞれ単独でみると限られた部位の症状に感じられるものの、育児中の場合には抱っこ、立ち座り、しゃがみ込み、家事など多くの動作に関係するため、日常生活への影響が大きくなることがあります。今回の女性も、育児と家事のたびに痛みを感じていたところ、施術を重ねるにつれて膝関節と手関節の負担が軽減し、普段の生活を送りやすくなっていきました。
なかでも大きな変化は、最終的に育児を行う際に痛みをあまり意識しなくなり、日常生活での支障が少なくなったことです。症状の程度だけではなく、「子どもの世話をしやすくなった」「家事を行う際の負担が減った」といった生活動作の変化も、身体の状態を確認するうえで重要な目安になります。
こうしたことから、膝痛や手首の痛みへの対応では、痛みの強さだけを見るのではなく、その症状によって何ができなくなっているのかを確認することも大切です。生活上の目標まで共有しながら経過を見ることで、ご本人が求めている状態に近づいているかを判断しやすくなります。
今回の症例では、膝関節を深く曲げた際の痛み、大腿部と前腕部の筋緊張、手関節掌屈時の痛みに加えて、骨盤の左右差や大腿四頭筋・前腕筋群の硬結が確認されていました。そのため、膝や手首の痛む部分だけに施術を集中させるのではなく、骨盤調整、膝関節調整、手関節調整を組み合わせ、周囲の筋肉や靭帯の滑走にもアプローチしています。
施術は1回約25分で、最初の3週間は週1回、その後は2週に1回のペースへ変更しながら計6回行いました。経過としては2回目以降に膝関節屈曲時の痛みが緩和し、4回目以降には動作時痛が大幅に軽減するとともに、手関節の痛みにも変化がみられています。
その結果、6回目には日常生活への支障をあまり感じない状態となり、育児を行う際の負担も軽減しました。今回のように複数の部位に症状がある場合には、一つの部位だけを見るのではなく、実際の動作や身体全体の状態を確認しながら施術内容を検討することが重要になります。
症状が軽減したあとのセルフケアとしては、大腿部のストレッチをお伝えしています。大腿部には膝関節の動きに関係する筋肉が多く、なかでも太ももの前側にある大腿四頭筋は膝の曲げ伸ばしに関わるため、無理のない範囲で柔軟性を保つことが日常的なケアの一つになります。
具体的には、ストレッチを行う際に強い痛みが出るところまで無理に伸ばすのではなく、太ももの前側に心地よい伸びを感じる程度で行うことが大切です。ただし、膝そのものに強い痛みが出る場合や、ストレッチ後に症状が強くなる場合には無理をせず、その日の身体の状態に合わせて調整してください。
育児中は決まった時間にセルフケアを続けることが難しい場合もありますが、入浴後や就寝前など取り入れやすいタイミングを決めておくと継続しやすくなります。加えて、症状が落ち着いたあとも月に1回程度のメンテナンス通院を推奨し、膝や手首だけでなく身体全体の状態を定期的に確認していく方針です。
育児中の膝痛や手首腱鞘炎のような症状は、痛みを感じていても抱っこや家事を休むことが難しく、日々の負担が続きやすいという特徴があります。そのため、症状が一時的に軽減したあとも状態を確認しながら、セルフケアと定期的な身体のチェックを組み合わせていくことが、負担を管理するうえで大切です。
姫路ゆずの木整骨院では、今回の症例のように膝と手首の両方に症状がある場合でも、それぞれの痛む部分だけを見るのではなく、関節の動きや周囲筋の緊張、実際に痛みが出る生活動作などを確認しています。特に育児では毎日の身体の使い方を大きく変えにくいため、現在の生活を踏まえたうえで無理なく継続できるケア方法を考えることが重要になるでしょう。
症状が落ち着いてきた場合には、施術間隔を調整しながら身体の状態を確認していく方法もございます。今回の女性についても、今後は月1回程度のメンテナンスを行い、育児や家事を続けながら身体への負担を確認していく方針になります。
膝や手首への負担を抑えるためには、施術だけに頼るのではなく、普段の身体の使い方やセルフケアを意識することも大切です。例えば、育児中に同じ姿勢が長く続いたときには可能な範囲で姿勢を変え、太もものストレッチを取り入れながら、特定の筋肉へ負担が集中し続けないよう工夫する方法が考えられます。
一方で、膝や手首に痛みがあるからといって自己判断で強く揉んだり、痛みを我慢しながらストレッチを続けたりすると、かえって負担になる場合もあります。そのため、痛みが強くなった場合や日常生活への支障が再び増えてきた場合には、無理を続けず身体の状態を確認することが重要です。
姫路で膝痛や手首腱鞘炎のような症状に悩み、育児や家事をするたびに痛みを感じている方は、我慢を続ける前に一度ご相談ください。姫路ゆずの木整骨院では、痛みが出ている場所だけではなく、関節の動きや筋肉の緊張、どのような育児・家事動作で症状が現れるのかを確認したうえで、現在の身体の状態に合わせた施術方法をご提案しています。膝を曲げると痛む、抱っこで手首に負担を感じるなど、日常生活で気になる症状がございましたら、ご予約・ご相談のうえご来院ください。
