今回ご紹介するのは、姫路市別所町にお住まいの44歳女性で、1カ月以上続いている左側の背中のしびれに不安を感じ、姫路ゆずの木整骨院へ来院された症例です。背中のしびれが出始めてから時間が経過していたものの、日常生活は送れていたため様子を見ていたところ、物を持ち上げる動作に不安を感じるようになったとのこと。
特に、床や低い位置にある物を持ち上げようとした際には、「腰から背中にかけて痛みが出るのではないか」という怖さがあり、実際の痛みだけでなく動作そのものに対する不安も強くなっている状態でした。そこで、現在感じているしびれの範囲や痛みが出やすい動きを確認するとともに、普段の生活で困っている場面についても確認することになりました。
主な症状は左背部に感じるしびれで、来院時点ですでに1カ月以上続いており、背中を反らすような動作をすると胸椎周辺にも痛みが出ていました。胸椎とは背骨のうち胸の高さに位置する部分を指し、首と腰の間に12個の椎骨が並んでいるため、上半身をひねったり反らしたりする動きにも関係しています。
実際に日常生活についてお聞きすると、常に強い痛みがあるわけではないものの、物を持つ場面になると背中や腰に負担がかかりそうな感覚があり、動作を慎重に行っているとのこと。そのため、単純にしびれの程度だけを見るのではなく、どのような姿勢や動きで症状が変化するのかを確認しながら、身体全体の状態を把握していく必要があると考えられました。
来院時には左背部のしびれが残っていることに加えて、身体を反らした際に胸椎周辺の痛みが確認され、物を持ち上げる動作に対しても「痛くなりそうで怖い」という感覚を持たれていました。一方で、安静にしていても強い痛みが続くという訴えではなく、特定の動作を行ったときに症状や不安感が目立つという状態です。
こうしたことから、姫路ゆずの木整骨院では背中だけに注目するのではなく、立ったときの姿勢や身体の左右差、足元から骨盤、肩甲骨周辺までを確認したうえで施術方針を検討しました。背中に症状が出ている場合でも、身体の使い方や姿勢には複数の部位が関係していることがあるため、症状が出ている部分だけで判断しないことが大切になります。
今回の改善目標として最初に設定したのは、1カ月以上続いている背中のしびれを軽減させ、日常生活のなかで症状を気にする時間を減らしていくことです。それと同時に、「物を持ち上げると痛みが出そう」という不安感を少なくし、必要以上に背中や腰をかばわずに動ける状態を目指しました。
特に、症状だけが軽減しても動作への怖さが残っていると、普段の生活で身体を動かすことを避けてしまう可能性があるため、胸椎の動きや物を持ち上げる際の感覚も経過を判断する材料としています。そのため、施術を重ねながらしびれの変化を確認するとともに、日常動作がどの程度行いやすくなっているかについても確認していく方針となりました。
初回の確認では、左側の背部にしびれがあり、胸を張るように身体を後方へ反らす「胸椎伸展」という動作を行った際には、背中に痛みが出ることを確認しました。しびれは1カ月以上続いていましたが、すべての姿勢や動作で同じように感じるわけではなく、身体の動かし方によって症状の感じ方に違いがみられる状態です。
なかでも気にされていたのが物を持ち上げる動作で、実際に強い痛みが出ていない場面でも「動かしたら痛くなりそう」という感覚があり、背中や腰をかばいながら動く傾向がありました。このような背景から、現在感じているしびれだけを確認するのではなく、胸椎や肩甲骨の動き、骨盤の左右差なども含めて身体の状態をチェックすることにしました。
背中のしびれがあることから、初回はジャクソンテストとスパーリングテストを行い、首の動きや圧迫によって上肢などに症状が誘発されるかを確認しています。これらは頸部周辺の状態を確認する際に用いられる徒手検査ですが、今回の症例ではいずれも陰性であり、検査による症状の明確な誘発はみられませんでした。
加えて、胸椎をはじめとした身体の可動域テストを行い、どの方向へ動かした際に痛みや違和感が出るのかを一つずつ確認したところ、胸椎を伸展させた際に痛みがみられました。ただし、徒手検査だけで症状の原因を断定できるものではないため、検査結果はあくまで身体の状態を把握するための材料として扱っています。
同時に立位での姿勢も確認し、肩や骨盤の位置だけでなく、身体を支える土台となる足部の傾きについてもチェックしました。その結果、足元から骨盤、背部にかけて左右差がみられたため、局所だけではなく全身のバランスを踏まえてアプローチを組み立てています。
姿勢を確認したところ、足部に傾きがみられたほか、骨盤にも左右差があり、左右で身体の支え方が均等ではない状態が確認されました。足部は立っているときに身体を支える土台になるため、傾きがあるからといって背中のしびれの原因と断定することはできませんが、姿勢や身体の使い方を確認するうえでは重要な所見になります。
さらに、肩から背部にかけて触れて状態を確認すると、一部の筋肉には硬結がみられましたが、硬結とは筋肉の一部が周囲より硬く感じられる状態を指すものです。こうした筋肉の硬さに加えて、肩甲骨周辺の動きや胸椎伸展時の痛みも確認されたことから、背部周辺だけを施術するのではなく、足関節・骨盤・肩甲骨を含めて身体全体をみていく方針としました。
そのため、初回時点では特定の一部分を症状の原因と決めつけず、それぞれの左右差や動作時の反応を確認しながら施術を進めることが重要だと判断しています。
今回の背中のしびれに対しては、症状が出ている左背部だけに施術を集中させるのではなく、足関節の調整から始め、骨盤、肩甲骨、背部周囲の筋肉へと順にアプローチする方法を提案しました。足元や骨盤に左右差が確認されていたため、まず身体を支える部分のバランスを確認しながら調整し、そのうえで肩甲骨や背中の動きにも働きかける内容です。
具体的には、足関節と骨盤の動きを調整するとともに、肩甲骨周辺の可動性を確認しながら施術を行い、背部周囲筋には滑走調整を取り入れました。滑走調整とは、筋肉やその周辺組織が身体の動きに合わせて動きやすい状態を目指すアプローチであり、強い刺激を加えるのではなく、動作時の反応を確認しながら進めていくものです。
施術計画は合計8回とし、最初の4週間については週1回の頻度で状態を確認しながら施術を行い、その後は2週に1回のペースへ変更して8週間継続しました。1回あたりの施術時間は約25分であり、毎回同じ内容を機械的に繰り返すのではなく、その日のしびれや動作時痛の変化を確認したうえで調整を加えています。
特に初期は1カ月以上続いていたしびれと胸椎伸展時の痛みがどのように変化するかを確認するため、週1回の間隔で経過を追うことにしました。その後、症状の軽減がみられるにつれて施術間隔を2週間に広げ、日常生活を送りながら状態が維持できているかについても確認しています。
施術を進めるうえでは、左背部のしびれが軽減することだけでなく、胸椎を反らした際の痛みが和らぎ、物を持ち上げる動作への不安感が少なくなることを目標に設定しました。背中の症状そのものに変化があっても、「動かすのが怖い」という感覚が強く残っている場合には日常生活での動作が制限されやすいため、実際の生活で身体を使いやすくなるかどうかも重要になります。
そこで、施術前後には胸部や背部の動きを確認し、日常生活では物を持つときの感覚についても聞き取りながら経過をみていきました。最終的には、症状を必要以上に意識せず、日常生活で物を持ち上げられる状態を目指して施術を継続する方針です。
初回から行ったのは、足関節調整、骨盤調整、肩甲骨調整、背部周囲筋の滑走調整であり、来院時に確認された足部の傾きや骨盤の左右差を踏まえながら施術を進めました。背中にしびれが出ているからといって背部だけに刺激を加えるのではなく、立ったときの身体の支え方や上半身の動きにも目を向け、全体のバランスを確認しながら組み立てた内容になります。
まず足関節周辺の動きを確認し、足元から身体を支えやすい状態を目指して調整を行ったうえで、左右差がみられた骨盤にもアプローチしました。続いて肩甲骨の動きを確認しながら周辺を調整し、硬結がみられた肩背部については、筋肉や周囲組織の動きをみながら滑走調整を実施しています。
施術時間は1回約25分とし、刺激の強さだけを重視するのではなく、胸椎を伸展した際の痛みや背中の感覚が施術前後でどのように変化するかを確認しました。そのうえで、経過に合わせて施術する部位や刺激量を調整し、合計8回にわたって身体の変化を追っています。
初回施術後に胸部を動かしていただいたところ、来院時に確認されていた動作時の痛みには緩和がみられ、身体を動かしたときの感覚にも変化がありました。ただし、1カ月以上続いていた左背部のしびれが初回ですべてなくなったわけではなかったため、その場の変化だけで判断せず、その後の日常生活も含めて経過をみることにしています。
実際に施術を継続すると、胸椎周辺の動かしにくさや痛みの変化とともに、背中のしびれについても少しずつ変化がみられるようになりました。一方で、症状には日による差も考えられるため、毎回の施術時には「前回から今回までどうだったか」「物を持つ場面で怖さはあったか」といった点も確認しながら進めています。
施術を重ねるにつれて日常動作への不安感にも変化がみられ、当初は慎重になっていた物を持ち上げる動作についても、以前より行いやすくなっていきました。このように、施術直後の反応だけではなく、次回来院までの日常生活における変化も確認しながら判断することが大切な症例でした。
週1回で施術を続けたところ、4回目以降になると1カ月以上続いていた左背部のしびれに軽減がみられ、初回と比べて症状を意識する場面が少なくなっていきました。そこで、初期4週間の経過を踏まえて施術間隔を2週に1回へ広げ、普段の生活を送りながら症状がどのように推移するかを確認する段階へ移行しています。
その後も足関節、骨盤、肩甲骨、背部周囲筋へのアプローチを継続しながら、胸椎の動きや物を持ち上げる際の感覚について確認を重ねました。その結果、回数を重ねるにつれてしびれは軽減し、8回目の時点では左背部のしびれをほとんど感じない状態となり、日常生活でも物を持ち上げやすくなったとのこと。
当初は「背中や腰を痛めそうで怖い」という不安を抱えながら動いていましたが、症状が軽減するにつれて身体を動かすことへの抵抗感にも変化がみられています。患者様からは「しびれがなくなり体調も良くなりました」との感想をいただいており、今回の経過では症状だけでなく、日常生活での動きやすさにも変化が確認されました。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
今回の症例では、1カ月以上続いていた左背部のしびれに対して週1回から施術を開始し、4回目以降になると、それまで日常的に気になっていたしびれが徐々に軽減する変化がみられました。初回には胸椎を伸展させた際にも痛みがあり、物を持ち上げようとすると「背中や腰が痛くなりそう」という不安を感じていましたが、施術を重ねるにつれて動作時の負担感にも変化が確認されています。
その後は身体の状態を確認しながら2週に1回のペースへ移行し、合計8回の施術を行ったところ、8回目には左背部のしびれをほとんど感じない状態になりました。特に、来院当初に不安を感じていた物を持ち上げる動作についても行いやすくなり、症状だけでなく日常生活で身体を動かす際の感覚にも改善がみられています。
ただし、背中のしびれは身体の状態や原因によって経過が異なるため、今回と同じ施術回数ですべての方に同様の変化が現れるとは限りません。そのため、姫路ゆずの木整骨院ではその時点での症状や身体の動きを確認しながら、一人ひとりの状態に合わせて経過をみていくことを大切にしています。
施術を重ねた患者様からは、「しびれがなくなり体調も良くなりました」との感想をいただき、来院当初と比較すると背中の状態を気にする場面も少なくなったとのこと。1カ月以上続くしびれに加えて、物を持ち上げる際にも「痛みが出るのではないか」という不安があったため、症状の軽減だけでなく、普段の生活で身体を動かしやすくなったことも大きな変化でした。
実際に、初回施術後から胸部の動作時痛には緩和がみられており、その後も週1回の施術を続けるなかで、4回目以降から左背部のしびれにも変化が現れています。その結果、8回目の段階ではしびれをほとんど感じなくなり、以前は慎重になっていた物を持ち上げる動作についても、過度に怖がらず行えるようになってきました。
症状そのものが軽くなることはもちろんですが、「この動きをしたらまた痛くなるかもしれない」という不安が減ることも、日常生活を送りやすくするうえで重要な変化になります。今回の感想からも、背中のしびれだけではなく、身体全体の調子について前向きな変化を感じていただけたことがうかがえました。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
来院前は物を持ち上げる場面になると背中や腰に痛みが出そうな感覚があり、実際に強い痛みが出ていないときでも、身体をかばいながら慎重に動くことが多いという状態でした。こうした動作への不安が続くと、日常生活の何気ない動きでも身体を必要以上に意識してしまうため、症状の程度だけでなく「普段どのくらい動きやすいか」という点も経過を確認するうえで大切です。
今回の症例では、しびれが軽減するにつれて物を持ち上げる際の不安感にも変化がみられ、8回目には日常生活で物を持ち上げやすくなりました。あわせて、患者様自身から体調も良くなったという感想があり、当初の改善目標として設定していた「しびれを軽減すること」と「物を持ち上げられるようになること」の両面で変化が確認されています。
そのため、背中のしびれに対する経過を見る際には、症状があるかないかだけではなく、家事や仕事などで避けていた動作を以前より行いやすくなっているかという視点も重要になるでしょう。
今回の背中のしびれでは、症状が現れていた左背部だけに着目するのではなく、初回に足部の傾きや骨盤の左右差、肩背部の硬結、胸椎伸展時の痛みなどを確認したうえで、身体全体の状態を踏まえた施術を行いました。具体的には、足関節調整、骨盤調整、肩甲骨調整に加えて、背部周囲筋の滑走調整を組み合わせ、施術前後の動きや症状の変化を確認しながら進めています。
特に、背中に症状があるからといって背中だけに負担の要因があるとは限らず、足元から骨盤、肩甲骨までの身体の使い方を確認することで、施術を組み立てる際の材料が増える場合があります。ただし、今回確認された足部や骨盤の左右差が背中のしびれの直接的な原因だったと断定するものではなく、あくまで身体全体の状態を把握するための所見の一つです。
こうしたことから、施術では一つの部位だけにこだわらず、動作時の反応や身体の変化を確認しながらアプローチを調整し、週1回から2週に1回へと間隔を広げながら合計8回の経過を確認しました。
症状が軽減したあとも身体を動かす機会が少なかったり、同じ姿勢を長時間続けたりすると肩甲骨や背中周辺に負担を感じることがあるため、ご自宅では肩甲骨周りのストレッチを取り入れていただくようお伝えしました。肩甲骨は背中側にある左右一対の骨で、腕を上げたり後ろへ引いたりする際に動くため、周囲を無理のない範囲で動かすことは日常的なセルフケアの一つになります。
具体的には、肩を大きく回したり、両腕を前方へ伸ばして肩甲骨の間を広げたりする動きを、痛みやしびれが強くならない範囲でゆっくり行う方法があります。その際、強く伸ばせばよいというものではなく、呼吸を止めずに心地よく感じられる程度で行い、背中のしびれや痛みが増す場合には無理に継続しないようにしてください。
一方で、突然強いしびれが出た場合や手足の力が入りにくい場合、歩行や排尿・排便などに異常を感じる場合には、セルフケアだけで様子を見続けず、医療機関への相談を検討することが大切です。
背中のしびれが軽減したあとも、身体の状態は仕事や家事、普段の姿勢などによって変化するため、今回の患者様には今後のケアとして月1回程度のメンテナンス通院を提案しています。今回のように症状がほとんど気にならなくなった場合でも、肩甲骨周辺の硬さや身体の左右差などを定期的に確認しておくことで、自分では気づきにくい身体の変化を把握する機会になります。
姫路ゆずの木整骨院では、背中のしびれだけを見るのではなく、どのような動作で困っているのか、身体を動かしたときにどこへ負担を感じるのかといった点も確認しながら施術内容を検討しています。今回の症例でも、しびれの程度とともに物を持ち上げる際の不安感を継続して確認したことで、日常生活での変化を含めて経過を追うことができました。
ただし、症状が再び強くなった場合やこれまでとは異なるしびれが現れた場合には、自己判断だけで長期間様子を見ず、必要に応じて医療機関を受診することも検討してください。
背中への負担を減らしていくためには、施術を受けることだけに頼るのではなく、普段から肩甲骨周辺を動かしたり、長時間同じ姿勢が続いたときには一度身体を動かしたりする習慣を取り入れることも大切です。特にデスクワークや家事などで同じ姿勢が続きやすい方は、肩や背中の張りを感じてからまとめて動かすのではなく、無理のない範囲でこまめに姿勢を変えることがセルフケアにつながります。
加えて、物を持ち上げる際には背中だけを大きく丸めて持ち上げようとせず、対象物に身体を近づけたうえで膝や股関節も使いながら動くなど、身体の一部分に負担を集中させないことを意識するとよいでしょう。とはいえ、背中のしびれには複数の要因が考えられ、症状によっては医療機関での検査が必要になることもあるため、強い症状や急な変化がある場合には施術よりも医療機関への相談を優先してください。
姫路で背中のしびれが続いており、「しばらく様子を見ているものの変化がない」「物を持つときに背中が気になって思うように動けない」といったお悩みがございましたら、現在の症状や身体の状態を確認することから始めてみてください。姫路ゆずの木整骨院では、症状が出ている場所だけで判断せず、姿勢や身体の動き、日常生活で困っている場面などを確認したうえで、一人ひとりの状態に合わせた施術をご提案しています。背中のしびれについて施術を受けるべきか迷っている場合も、まずはお気軽にご予約・ご相談ください。
