今回ご紹介するのは、姫路市藤ケ台にお住まいの56歳女性で、親指の付け根から手首にかけて続く強い痛みに悩まれ、姫路ゆずの木整骨院へ来院された方です。約1年前に痛みが強くなった際には病院を受診して注射を受け、一度は症状が軽減したものの、半年ほど経過した頃から再び同じ部分に痛みを感じるようになったとのこと。
再度病院を受診した際には手術という選択肢について説明を受けたため、できる限り日常生活への負担を抑えながら過ごしたいという思いがあり、別の方法を探していたという背景がございます。そのため、現在の手首だけを見るのではなく、仕事や家事でどのように手を使っているのかを確認したうえで、負担が集中している部分を把握することから始めました。症状が長期間続いていたこともあり、日常的な手の使い方を含めて状態を確認していく必要があるケースでした。
主な症状は、親指の付け根から手首の親指側にかけて生じる強い痛みで、手関節を動かした際には刺すような感覚が出るという状態です。ドケルバンは、親指を動かす腱とその腱が通る部分に負担がかかることで、手首の親指側に痛みが現れやすい状態を指します。
特に仕事や家事では、物を持つ、つかむ、親指を広げるといった動作を繰り返す機会が多いため、手首への負担を避けながら生活することが難しく、痛みを感じる場面が増えていました。実際に、痛みが一時的に軽くなることはあったものの、手を使う機会が続くと再び症状が気になりやすく、仕事にも影響が出ていたとのこと。こうしたことから、痛みが出ている部分だけではなく、手首から肘、肩まで含めて確認することになりました。
初回来院時には、手首を動かすだけでも親指側に刺すような痛みがあり、日常生活や仕事で必要となる手の動作に支障が出ていました。症状が約1年前から続き、注射後に一度軽減したものの半年ほどで再び痛みが現れていたため、長期間にわたって手首へ負担が加わっている可能性も考えながら状態を確認しています。
一方で、ドケルバンでは親指や手首を使わずに生活することは現実的に難しく、痛みがあるからといってすべての動作を避けることもできません。そのため、現在どの動きで痛みが出るのかを確認するとともに、仕事や家事のなかで繰り返している動作についても詳しく伺いました。姫路ゆずの木整骨院では、手首だけに負担が集中しない状態を目指し、上肢全体の動きも含めて確認していく方針としました。
今回の改善目標は、まず親指の付け根から手首にかけて感じている強い痛みを軽減し、仕事や家事で必要となる動作を行いやすくしていくことです。痛みが長く続いていたことから、一時的な変化だけを目標にするのではなく、普段の生活で手を使ったあとにも負担が残りにくい状態を目指すことになりました。
具体的には、物を持つ動作や親指を使う作業など、これまで痛みを気にしながら行っていた動作を少しずつ行いやすくしていくことが目標になります。加えて、テーピングによるサポートを活用しながら施術を進め、最終的にはテーピングへの依存を減らして日常生活を送れる状態を目指しました。仕事を続けながらの施術になるため、実際の負担量を確認しつつ段階的に進めていくことが重要です。
初回に確認したところ、最も強く痛みを感じていたのは親指の付け根から手首にかけての部分で、手関節を動かす際に刺すような痛みが現れていました。安静にしているときだけではなく、仕事や家事などで手を使う場面に症状が関係していたため、どの方向へ動かすと負担が増えるのかについても確認しています。
特に親指を動かしながら手首を使う動作では痛みが出やすく、日常生活の何気ない動作でも患部への負担が重なっている様子がみられました。そのため、痛みがある場所だけに施術を行うのではなく、手首の動きに関係する筋肉や腱、さらに肘や肩の状態まで確認する必要があると考えられます。症状が半年以上にわたって繰り返していたことも踏まえ、初回は無理に動かすことを避けながら状態を確認しました。
手首の状態を確認するため、初回にはフィンケルスタインテストを行ったところ陽性となり、親指側の手首には圧痛も認められました。フィンケルスタインテストとは、親指側の腱に負荷がかかる動きを利用して痛みの出方を確認する方法で、ドケルバンの状態を把握する際に用いられる検査の一つです。
ただし、一つのテスト結果だけで状態を判断するのではなく、実際に手首を動かした際の痛みや押した際の反応などを組み合わせながら確認することが大切になります。そこで、手関節の動きに加えて肘関節や肩関節、肩甲骨周辺の動きについても確認し、腕全体がどのように連動しているかをみていきました。手首は単独で動いているわけではなく、仕事や家事では肘や肩と連動して使われるため、上肢全体の動きを確認することが負担の把握につながります。
検査ではフィンケルスタインテストが陽性で、手首の親指側には圧痛がみられたうえ、手関節を動かした際には刺すような強い痛みが確認されました。特に、親指の動きに関係する短母指伸筋と長母指外転筋と呼ばれる筋肉の腱が通る部分に負担がかかっている様子があり、動作時の滑らかな動きを妨げている可能性を考慮しました。
短母指伸筋は親指を伸ばす動作に関係し、長母指外転筋は親指を手のひらから離す方向へ動かす際に働く筋肉で、いずれも日常生活の多くの動作に関係しています。そのため、これらの筋肉や腱の滑走、つまり腱が周囲の組織に対して滑らかに動く状態を確認しながら、手首だけに負担が集中しないようにすることが必要と考えました。あわせて、肘関節や肩関節、肩甲骨の動きも含めた調整を行う方針とし、仕事を続けながら経過をみていくことになります。
今回のドケルバンに対しては、痛みが出ている手首だけを対象にするのではなく、手関節・肘関節・肩関節・肩甲骨まで含めて動きを整えるアプローチを提案しました。仕事や家事では手首だけを単独で使用することは少なく、肩から腕、肘、手首へと連動して動くため、上肢全体のバランスを確認しながら施術を行う必要があると考えたためです。
具体的には、手関節の調整に加えて肘関節や肩関節、肩甲骨の動きを確認し、短母指伸筋と長母指外転筋に対して滑走を促す調整を取り入れました。同時に、日常生活や仕事で手首に負担が集中しやすい時期にはテーピングを使用し、患部をサポートしながら動作を行えるようにしています。そのうえで、日常生活における手の使い方についても確認し、負担を減らせる動作を伝えながら経過をみる方針としました。
施術は週1回のペースで12週間、合計12回を目安として進め、1回あたりの施術時間は約25分としました。長期間続いている症状であり、仕事によって手首への負担が加わる環境もあったため、毎回の痛みだけで判断せず、日常生活での変化を確認しながら継続的に状態をみていく計画です。
施術ごとに手首の痛みや動かしやすさを確認するとともに、仕事をしたあとの症状がどの程度残るのかについても聞き取りを行い、その時点の状態に合わせて施術内容を調整しました。とはいえ、回数や変化の現れ方には個人差があり、すべての方が12回で同じ経過をたどるものではありません。今回は週1回という一定の間隔で状態を確認できたため、仕事による負担の変化も追いながら施術を進められました。
施術を進めるうえでは、痛みの数値だけを追うのではなく、仕事や家事のなかで「手を使うことへの不安が減ったか」「以前より動作を行いやすくなったか」という点も確認していきました。痛みが軽減しても、日常生活で親指や手首を使うたびに不安を感じる状態が続けば、生活上の負担が十分に減ったとは言いにくいためです。
そこで、短母指伸筋や長母指外転筋の滑走を調整するとともに、肘・肩・肩甲骨まで含めた動きを整えることで、手首にかかる負担を分散させることを目指しました。その結果として、仕事や家事の動作を行いやすくし、最終的にはテーピングを使用しなくても日常生活を過ごせる状態へ近づけていくことが目標になります。施術だけでなく普段の手の使い方にも目を向けることが、長期的な負担の軽減につながると考えています。
施術では、まず手関節の動きと痛みの出方を確認したうえで、手首だけに刺激を集中させるのではなく、肘関節・肩関節・肩甲骨まで含めて調整を行いました。腕を使う動作では肩甲骨から肩、肘、手首が連動しているため、上流にあたる関節の動きが小さくなると、その分だけ手首が動きを補う場面が増えることも考えられます。
なかでも、親指の動きに関係する短母指伸筋と長母指外転筋については、腱が周囲の組織に対して動きやすい状態を目指して滑走調整を取り入れました。患部には強い痛みがあったため、無理に押したり大きく動かしたりするのではなく、その日の反応を確認しながら刺激量を調整しています。加えて、仕事や家事で手を使わなければならない状況を考慮し、必要に応じてテーピングによるサポートも実施しました。
テーピングは手首や親指にかかる負担を補助する目的で使用しましたが、常に固定することを最終目標とはせず、症状の変化に合わせて使用頻度を減らすことを想定しています。このように、約25分の施術時間のなかで手首の状態と上肢全体の連動を確認し、その時々の負担に合わせながら週1回の施術を継続しました。
施術開始直後は大きな変化を急いで求めるのではなく、仕事や日常生活を続けた際の痛みがどのように変化するかを確認しながら進めました。症状は約1年前から続いており、一度軽減したあと半年ほどで再発した経緯もあったため、数回の施術だけではなく一定期間の経過を見る必要があると考えたためです。
実際に施術を重ねるなかで、5回目の施術を終えた頃から少しずつ痛みの軽減が感じられるようになり、日常生活で手首を使った際の反応にも変化がみられるようになりました。一方で、仕事量によって手首にかかる負担は変わるため、症状が軽くなってきた段階でも無理に手を使い続けないよう、日常生活での動作について伝えています。
この時点では痛みが完全になくなったわけではありませんでしたが、施術前と比べると痛みを感じる場面に変化が出始めているという状態でした。そのため、短母指伸筋と長母指外転筋への滑走調整に加え、肘や肩、肩甲骨へのアプローチも継続しながら、その後の経過を確認することにしています。
5回目以降は少しずつ痛みの軽減がみられていましたが、8回目の施術を迎える前に仕事で手を使う負担が多くなった時期があり、一時的に手首の痛みが再燃しました。ところが、これまでの経過や当日の状態を確認しながら手関節、肘関節、肩関節、肩甲骨への調整と腱の滑走調整を行ったところ、施術後には再び痛みの軽減がみられています。
このように、一度症状が軽くなっても仕事や家事の負担が急に増えることで、ドケルバンの痛みが一時的に強くなるケースは考えられるため、途中での変化も含めて経過を追うことが大切です。その後も週1回のペースで施術を継続したところ、9回目の来院時には日常生活で痛みを感じる頻度がかなり減り、以前より手を使いやすくなっていました。
特に今回は、8回目前の痛みの再燃があったものの、その時点だけで判断せず、仕事量や手首への負担を確認しながら施術内容を調整できたことが、その後の経過をみるうえで重要でした。最終的な12回目に向けては、痛みを軽減させることだけでなく、テーピングによるサポートを少しずつ減らしながら日常生活を送れるかという点も確認しています。症状の変化には個人差があるため、姫路ゆずの木整骨院では、その日の状態だけでなく仕事や家事を含めた生活状況も踏まえながら経過を確認することを大切にしています。
週1回のペースで12週間、合計12回の施術を継続した結果、初回来院時にみられた親指の付け根から手首にかけての強い痛みは徐々に軽減し、日常生活で痛みを感じる頻度にも変化がみられました。途中、8回目の施術前には仕事で手を使う負担が増えたことで一時的に痛みが再燃したものの、その時点の状態に合わせて施術を行い、その後も経過を確認しながら継続しています。
9回目の来院時には、家事や普段の生活で手首の痛みを意識する場面がかなり減り、以前よりも親指や手首を使いやすい状態になっていました。さらに施術を継続し、手関節だけでなく肘関節や肩関節、肩甲骨の動きにも目を向けたところ、最終的にはテーピングによるサポートがなくても日常生活を送れるようになっています。
初回には手関節を動かす際に刺すような痛みがあり、仕事にも支障が出ていたことを考えると、生活のなかで痛みを気にする頻度が減ったことは大きな変化です。ただし、仕事の負担が増えた時期には一時的な再燃もみられたため、今後も手首の状態だけでなく、仕事量や日常生活での使い方を確認しながらケアを続けることが大切になります。
施術を重ねて日常生活での痛みが軽減していくなかで、患者様からは「手術をしなくても日常生活が過ごしやすくなった」とのお声をいただきました。病院で注射を受けたあと一度は症状が軽減したものの、半年ほど経過して再び痛みが現れ、再受診した際には手術という選択肢について説明を受けていたため、来院当初は今後の生活について不安を感じていたとのこと。
実際に、施術開始からすぐに大きな変化が現れたわけではありませんが、5回目を過ぎた頃から少しずつ痛みが軽減し、9回目には日常生活で症状を感じる頻度もかなり減っていきました。その結果、最終的にはテーピングを使用しなくても普段の生活を送れるようになり、仕事や家事で手を使う際の負担感にも変化がみられています。
今回のように、症状が長く続いている場合には、日々の仕事量や手の使い方によって経過が変化することもございます。そのため、途中で痛みが強くなった場合にも、その時点の状態を確認しながら施術やセルフケアの内容を調整していくことが重要です。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
ドケルバンによる手首の痛みは、単に「手首が痛い」という問題にとどまらず、物を持つ、つかむ、親指を広げるといった日常的な動作にも影響するため、仕事や家事の負担につながることがあります。今回の患者様も、来院時には仕事や日常生活に支障が出ていましたが、施術を重ねるにつれて痛みを感じる頻度が減り、普段の動作を行いやすくなっていきました。
特に、これまで使用していたテーピングがなくても日常生活を送れるようになったことは、今回の経過を確認するうえで一つの変化になります。一方で、8回目の施術前には仕事量の増加によって痛みが再燃しているため、症状が軽減したあとも手首への負担が急激に増えれば、再び違和感や痛みが現れる可能性は考えられるでしょう。
こうしたことから、現在の状態を維持していくためには、痛みが少ない時期にも日常生活での手の使い方を意識し、手首だけに負担を集中させないことが重要です。仕事や家事を無理なく続けられる状態を目指すことが、生活の質を保つことにもつながるものです。
今回の症例では、親指の付け根から手首にかけての痛みだけに着目するのではなく、手関節・肘関節・肩関節・肩甲骨まで含めた上肢全体の動きを確認しながら施術を進めました。加えて、親指の動作に関係する短母指伸筋と長母指外転筋に対して滑走調整を行い、仕事や家事で負担が大きい時期にはテーピングを併用しています。
短母指伸筋は親指を伸ばす動きに関係し、長母指外転筋は親指を手のひらから離す方向へ動かす筋肉で、これらの腱はドケルバンの症状と関係する部分になります。そのため、痛みが出ている場所だけを強く刺激するのではなく、親指や手首をどのように使っているのかを確認しながら、腕全体の動きを整えていく方針を取りました。
その結果、5回目以降から少しずつ痛みの軽減がみられ、途中で一時的な再燃を経験しながらも、12週間の経過のなかで日常生活における痛みの頻度が減っています。ただし、同じドケルバンであっても症状の程度や生活環境には個人差があるため、状態に合わせた対応が必要になります。
症状が軽減したあとも、仕事や家事で親指や手首を繰り返し使用する状況が続けば、患部への負担が再び大きくなることが考えられます。今回も仕事の負担が増えたタイミングで痛みが再燃しているため、再発予防では施術だけに頼らず、普段の手の使い方を見直すことが大切です。
具体的には、物を持つときに親指だけへ力を集中させないことや、同じ手で長時間作業を続けないことを意識し、可能な範囲で途中に休憩を入れる方法が考えられます。また、手首だけで動作を行おうとすると負担が集中しやすいため、肘や肩も使いながら腕全体で動かすことを意識するとよいでしょう。
ただし、痛みが強いときに無理なストレッチや自己流のマッサージを続けると、かえって刺激が負担になる場合もあります。痛みが強くなった、腫れが目立つ、日常生活への支障が増えてきたといった変化がある場合には、無理をせず医療機関への相談も検討してください。
ドケルバンの痛みが軽減して日常生活を送りやすくなったあとも、仕事や家事などで同じ動作を繰り返していると、手首に負担が蓄積することがあります。今回の症例でも仕事量が増えた際に一度痛みが再燃したため、症状が落ち着いてからも定期的に状態を確認し、負担が大きくなっていないかをチェックすることが重要です。
そこで、今回の患者様には12回の施術終了後も、月に2回程度のメンテナンス通院を提案しています。メンテナンスでは手関節だけでなく、肘関節や肩関節、肩甲骨の動きについても確認し、仕事や生活環境の変化によって負担が偏っていないかをみながら対応していく形になります。
一方で、通院頻度については症状や仕事量、生活スタイルによって異なるため、すべての方に同じ回数が必要というわけではございません。状態が安定してきた場合には、その時々の手首の様子を確認しながら、無理のないペースでケアを続けていくことが大切です。
再発予防では、施術を受けることに加えて、毎日の仕事や家事のなかで親指と手首への負担を減らす工夫を取り入れることが重要になります。特にパソコン作業、物をつかむ作業、荷物を持つ動作などを長時間繰り返す場合には、手首だけで動作を行わず、肘や肩も使いながら負担を分散させる意識が必要です。
あわせて、痛みが出てから対応するだけではなく、「少し違和感が増えてきた」「仕事が忙しく手を使う時間が長かった」といった変化を早めに把握することも、負担を大きくしないための一つの方法になります。ドケルバンは仕事や家事など日常的な手の使用と関係することもあるため、生活そのものを制限するのではなく、無理のない使い方を身につけながら状態を管理していくことが大切でしょう。
姫路でドケルバンによる親指の付け根や手首の痛みにお悩みで、仕事や家事の動作がつらい、痛みが繰り返している、テーピングを外すと不安があるといった場合には、現在の状態を確認したうえで施術方法を検討することができます。姫路ゆずの木整骨院では、手首だけでなく肘・肩・肩甲骨の動きや普段の手の使い方も確認しながら、一人ひとりの状態に合わせた対応を心がけています。症状が長く続いている場合や、日常生活への負担を少しでも減らしたいとお考えの場合は、無理を続けずに一度ご相談ください。ご予約や施術について気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。