今回ご紹介するのは、神戸市北区にお住まいの27歳男性で、普段から野球を続けているものの、投球動作の際に肩の痛みを感じるようになり、姫路ゆずの木整骨院へご来院された方です。特にボールを強く投げようとすると肩への負担を感じやすく、以前のように思い切って腕を振ることが難しくなっていたとのこと。
野球では肩関節だけで投球するのではなく、肩甲骨や胸椎、体幹などが連動しながら腕へ力を伝えるため、肩に痛みが出ている場合でも、周囲を含めた動きの確認が必要になります。そこで今回は、痛みが出ている肩の状態だけに限定せず、投球動作に関係する肩甲骨や胸椎の動きについても確認していきました。
主な症状は投球時に生じる肩の痛みで、サードからファーストへ送球しようとしても十分にボールを投げられず、野球のプレーそのものに支障が出ている状態でした。近い距離への軽い送球では対応できる場面があるものの、距離が長くなり強く腕を振る必要がある場面では痛みが気になり、本来の投球ができなかったとのこと。
実際に投球動作を再現するシャドーピッチングを行っていただいたところ、腕を振る動作に伴って肩関節の前面に痛みが現れており、同じ部分には押した際の圧痛も確認されています。そのため、単に野球を休むことだけを考えるのではなく、肩関節の動きや周辺組織の状態を確認したうえで、負担につながっている要素へ段階的にアプローチする必要があると考えました。
ご来院時には肩の痛みによって全力で野球をすることが難しく、特に強い送球やピッチングなど、肩へ大きな負荷がかかる動作を避けざるを得ないという状態でした。一方で、日常生活の動作すべてが困難というわけではなく、野球特有の腕を大きく振る動きで症状が現れやすいことが特徴として確認されています。
加えて、肩関節を外側へ持ち上げていく「外転」という動きにも制限がみられたため、投球時に必要となる肩の可動性が十分に発揮されにくく、それを補うような動きが生じている可能性も考えられました。こうしたことから、姫路ゆずの木整骨院では痛みが出る場所だけを見るのではなく、肩関節と肩甲骨を中心に、投球動作へ関係する部位を確認しています。
今回の第一の目標は投球時に感じている肩の痛みを軽減させ、サードからファーストまで無理なく送球できる状態を目指すこととしました。ただ痛みが楽になるだけでは患者様が希望する野球への復帰として十分ではないため、その先には全力でピッチングができるところまで段階的に状態を整えていくことを設定しています。
具体的には、まずシャドーピッチングでの痛みや肩関節の動きを確認しながら施術を進め、状態の変化に応じて実際の投球動作へ移行していく方針になります。そのうえで、肩だけに負担が集中しにくい動きを目指し、肩甲骨や胸椎を含めた可動性についても並行して確認することにしました。
初回の状態を詳しく確認すると、シャドーピッチングで腕を振った際に肩の前面へ痛みが現れており、実際にボールを持っていない状態でも投球動作そのものが負担になっていることが分かりました。肩関節前面を触診した際にも圧痛がみられ、強く腕を振るほど症状が気になりやすいため、全力での送球やピッチングを控えている状況だったとのこと。
特にサードからファーストへの送球では、ある程度の距離へ素早くボールを投げる必要がありますが、その動作で肩の痛みが出るため、思うようにプレーできなくなっていました。そこで、痛みの有無だけで判断するのではなく、腕をどの位置まで動かせるのか、肩甲骨が腕の動きに合わせて動いているのかといった部分も含めて状態を確認しました。
野球肩と呼ばれる状態には投球動作に伴う複数の要因が関係する場合があり、痛む場所だけから原因を一つに決めつけることはできません。そのため、今回も症状の出方と各種チェックの結果を組み合わせながら、施術方針を検討していくことになりました。
肩の状態を把握するため、初回には肩関節の可動域テストに加えて、ニアーテストとホーキンステストを実施し、どのような動きで肩に負担が現れるのかを確認しました。ニアーテストやホーキンステストとは、肩関節を一定の方向へ動かした際に痛みが誘発されるかを確認する方法で、肩周辺の状態を評価する際に用いられるチェックの一つです。
今回のケースではニアーテスト、ホーキンステストともに陽性となり、テスト動作に伴って肩に症状が現れることが確認されました。ただし、これらのテストが陽性だからといって特定の状態を断定できるものではないため、実際の投球に近いシャドーピッチングでの症状や可動域などもあわせて判断する必要があります。
具体的には、腕を横方向から上げる肩関節外転の可動域も確認したところ、動きに制限がみられ、投球時に求められる肩周辺のスムーズな動きが十分ではない状態でした。このような背景から、肩関節そのものへのアプローチに加えて、肩甲骨や胸椎の動きまで含めて施術を組み立てることにしています。
各種チェックを総合すると、腕を振った際に肩前面へ痛みが出ることに加えて、肩関節の外転に制限がみられ、投球動作を行ううえで肩周辺に負担が集中しやすい状態がうかがえました。特に野球の投球では、腕を上げてから前方へ振り出すまでに肩関節が大きく動くだけでなく、肩甲骨や胸椎も連動するため、どこかの動きが制限されると別の部分へ負担がかかることがあります。
一方で、初回のチェックだけで痛みの原因を一つに限定することはせず、施術後の動きやシャドーピッチングでの変化についても継続して確認する方針としました。実際に、肩関節周囲の動きを調整した後に投球動作を再確認することで、施術前後でどのような変化が出るのかを評価しながら進めています。
そのため、今回の野球肩に対しては肩前面の症状だけに着目するのではなく、肩関節の可動性、周囲の筋肉や靱帯の滑走性、肩甲骨と胸椎の動きを含めてアプローチすることになりました。ここでいう滑走性とは、筋肉やその周辺組織が動作に合わせて互いに滑らかに動く性質を指すものです。
今回の状態に対しては、肩関節調整を中心に、肩関節周囲の筋肉や靱帯の滑走調整、肩甲骨調整、胸椎調整を組み合わせて進める方法をご提案しました。肩に痛みがあるからといって肩関節だけへ施術を集中させるのではなく、投球時に連動して動く肩甲骨や胸椎まで確認することで、腕を振る動作を行いやすい状態を目指しています。
なかでも肩甲骨は、腕を上げたり後方へ引いたりする際に肩関節と連動する部位であり、投球動作ではスムーズな動きが求められるため、今回のアプローチでも重要な部分として確認しました。同時に、胸椎と呼ばれる背中部分の背骨にもアプローチし、上半身全体の動きを確認しながら施術を進める方針としています。
施術計画としては、最初の2週間は週2回のペースで合計4回、その後は状態を確認しながら週1回を5週間続け、全体で計9回の施術を行いました。初期は投球動作で痛みが出ており、サードからファーストへの送球も難しい状態だったため、まずは比較的間隔を空けずに変化を確認することにしています。
その後、肩の状態が変化するとともに投球時の痛みも徐々に軽減してきたことから、施術間隔を週1回へ変更し、実際に野球を行った際の反応を確認しながら進めました。1回あたりの施術時間は約25分で、毎回同じ内容を機械的に繰り返すのではなく、その時点での肩の動きや投球時の状態を確認したうえで調整しています。
施術を進めるうえでは、まずシャドーピッチングで生じる肩前面の痛みが軽減し、腕を振りやすくなることを初期段階の目安としました。その後、肩関節外転の動きや肩甲骨の連動を確認しながら、実際の投球でも痛みが出にくくなり、サードからファーストまで送球できる状態を目指す流れになります。
ただし、痛みが一時的に軽減しただけで急に全力投球へ戻すと、再び肩へ大きな負担が加わる可能性も考えられるため、投球強度については状態に合わせながら段階的に上げていくことが大切です。その先の目標として、全力でピッチングできる状態まで改善していけるよう、施術時の変化だけでなく野球を行った後の反応についても確認していきました。
実際の施術では、初回のチェックで確認された肩関節外転の制限や投球動作での肩前面の痛みを踏まえ、まず肩関節の動きを調整するところから始めました。あわせて、肩関節周囲の筋肉や靱帯が動作時に滑らかに動けるよう滑走調整を行い、腕を振った際に一部分へ負担が集中しにくい状態を目指しています。
加えて、投球では肩甲骨が背中の上を動きながら肩関節を支えるため、肩甲骨周囲についても動きを確認し、必要に応じて調整を行いました。胸椎についても同様に、投球時には上半身の回旋や伸展と呼ばれる反る動きに関係するため、肩だけで腕を振る状態にならないように全体の連動性を確認しています。
施術時間は1回約25分であり、初期の2週間は週2回の頻度で状態を追いながら、その日のシャドーピッチングや可動域の変化に合わせて内容を調整しました。その後は週1回へ移行し、合計9回の施術を通じて実際の送球やピッチング時の状態まで確認する流れとなりました。
初回施術後に再びシャドーピッチングを行っていただいたところ、施術前に感じていた肩の痛みが緩和し、腕を振った際の感覚にも変化がみられました。初回の時点ではボールを持たないシャドー動作でも肩前面に痛みが出ていたため、この変化を一つの目安としながら、その後も投球動作に伴う症状を継続して確認しています。
とはいえ、初回施術後に痛みが軽減したからといって、すぐに全力でのピッチングへ戻すのではなく、肩への負荷を考慮しながら段階的に投球を再開することにしました。施術回数を重ねるにつれて実際にボールを投げた際の痛みも徐々に軽減し、それまで難しかった距離への送球についても変化が感じられるようになっています。
その結果、サードからファーストまでの送球ができるようになり、野球のプレー中に肩の痛みを理由として投球を避ける場面も少なくなっていきました。患者様自身も肩の状態の変化を確認しながら野球を続けられるようになったため、実際の競技動作を一つの指標として施術を進めています。
施術開始当初はシャドーピッチングでも肩前面に痛みがあり、サードからファーストまで十分に送球できない状態でしたが、初回施術後からシャドー動作での痛みに緩和がみられました。その後も週2回の施術を2週間続けながら肩関節や肩甲骨、胸椎の動きを確認したところ、徐々に投球時の負担感にも変化が現れています。
そこで、状態の変化に合わせて週1回の施術へ切り替え、野球を行った際にどの程度まで投げられるのか、投球後に痛みが強くならないかといった点も確認しながら進めました。施術を重ねるにつれて投球時の痛みが軽減するとともに送球できる距離も伸び、最終的にはサードからファーストまで投げられる状態へと改善しています。
特に今回のケースでは、施術室内で肩の動きが変わったかどうかだけではなく、実際の野球でどの程度プレーできるようになったかを確認しながら段階を進めたことが、経過を把握するうえで重要でした。計9回の施術を通して投球強度を徐々に上げていき、当初の目標としていた全力でのピッチングについても行える状態まで改善がみられています。
野球肩では、同じ「肩が痛い」という訴えであっても痛みが現れる動作や肩周辺の状態には違いがあるため、実際の投球動作や可動域を確認しながら施術内容を組み立てていくことが大切になります。姫路ゆずの木整骨院では、今回のように競技動作で症状が出るケースについても、日々の状態や競技復帰の段階を確認しながら施術を進めています。
計9回の施術を終える頃には、当初みられていた投球時の肩前面の痛みが軽減し、サードからファーストまでの送球だけでなく、全力でのピッチングも行える状態まで改善しました。初回来院時にはシャドーピッチングでも肩に痛みが現れており、思い切って腕を振れない状態でしたが、施術を重ねながら投球強度を段階的に上げることで、実際の野球でも変化を確認できています。
特に、最初の2週間は週2回、その後は5週間にわたって週1回というペースで肩の状態を確認し、肩関節だけでなく肩甲骨や胸椎の動きにもアプローチしながら経過を追いました。その結果、以前は肩の痛みを気にして力を抑えていた投球動作についても、徐々に強く腕を振れるようになり、最終的には目標としていた全力でのピッチングにつながったという状態です。
ただし、痛みが軽減して全力投球ができるようになった場合でも、野球では投球を繰り返すことで肩へ負担が蓄積することがあります。そのため、現在の状態を維持しながら野球を続けていくためにも、肩関節や肩甲骨の動きを定期的に確認していくことが重要になります。
施術を終えた患者様からは、「痛みがなくなり問題なく野球ができるようになった」とのお声をいただきました。ご来院当初はサードからファーストまで送球することが難しく、全力で野球を楽しめないことが大きなお悩みでしたが、投球時の痛みが軽減するにつれてプレーできる範囲も広がっていったとのこと。
実際に、初回施術後からシャドーピッチングで感じていた痛みに変化がみられ、その後は実際の送球でも徐々に肩の負担が気になりにくくなり、最終的には全力でピッチングできるところまで状態が変化しています。単に日常生活で肩が楽になるだけではなく、ご本人が希望されていた野球へ復帰し、以前のように投球できるようになったことが今回の大きな変化になります。
一方で、症状の経過や施術による変化には個人差があり、同じ野球肩であっても必要となる施術回数や期間が同じになるとは限りません。そのため、姫路ゆずの木整骨院では一人ひとりの状態を確認したうえで、競技状況や目標に合わせて施術計画を検討しています。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
今回のケースでは、肩の痛みが軽減したことだけでなく、痛みを理由に制限していた野球を再び全力で行えるようになったことが、日常やスポーツ活動における大きな変化となりました。特に27歳という年齢で継続して野球を楽しんでいる方にとって、サードからファーストへ思うように送球できない状態は、守備やチームでのプレーにも影響するものです。
ところが、施術を進めるにつれて送球できる距離が伸び、最終的には全力でのピッチングも可能になったため、肩の状態を過度に気にすることなく野球へ取り組みやすくなりました。好きなスポーツを思うようにできる状態を目指す場合には、痛みの程度だけを見るのではなく、「どの動作をどこまでできるようになったか」という点も経過を確認するうえで大切になります。
こうしたことから、今回もシャドーピッチング、サードからファーストへの送球、全力でのピッチングというように段階を分けながら確認し、実際の競技へ戻れる状態を目標として施術を進めました。今後も野球を継続していくためには、痛みが軽減した後も肩周辺のコンディションを維持していくことが重要でしょう。
今回の野球肩では、初回来院時にシャドーピッチングで肩前面の痛みが確認され、肩関節の外転制限に加えて、ニアーテストとホーキンステストでも陽性反応がみられました。そこで、痛みを感じている肩前面だけへアプローチするのではなく、肩関節調整や肩関節周囲の筋肉・靱帯の滑走調整を行いながら、肩甲骨と胸椎についても動きを確認しています。
投球動作は肩関節だけで完結するものではなく、肩甲骨や胸椎、体幹などが連動することで腕を大きく振れるため、肩以外の動きを含めて状態を把握することが大切です。そのため、今回も肩周囲の状態を確認しながら約25分の施術を行い、最初の2週間は週2回、その後5週間は週1回という計9回の計画で進めました。
その結果、シャドーピッチングでの痛みが初回施術後から緩和し、回数を重ねるにつれて実際の投球時にも変化がみられ、最終的には全力でピッチングできる状態まで改善しています。野球肩へのアプローチでは、現在の痛みだけではなく、競技中のどの動作で困っているのかを確認しながら目標を設定することも重要な要素になります。
施術によって投球時の痛みが軽減した後も野球を継続することを考え、患者様にはご自宅で取り組めるセルフケアとして肩甲骨ストレッチをお伝えしました。肩甲骨は腕の動きに合わせて背中の上を動くため、その周囲の柔軟性を保つことは、投球時に肩だけへ負担が集中しにくい状態を目指すうえで大切です。
具体的には、肩甲骨周辺を無理のない範囲で動かしながら、肩や背中に強い痛みが出ない程度で継続することが基本になります。ただし、ストレッチ中に肩の痛みが強くなったり、投球後に普段とは異なる症状が続いたりする場合には、無理に動かし続けず、一度状態を確認することも必要でしょう。
あわせて、痛みが軽減した直後から急激に投球数や強度を増やすのではなく、肩の反応を確認しながら少しずつ負荷を上げていくことも再発予防では重要になります。セルフケアとコンディション確認を継続しながら、肩に違和感が出た段階で早めに対応することが、長く野球を楽しむための一つの方法です。
今回の患者様には、全力でピッチングできる状態まで改善した後も、肩のコンディションを確認する目的で月2回程度のメンテナンス通院をご提案しています。野球では一度の投球だけで肩に負担がかかるのではなく、練習や試合で投球動作を繰り返すことによって疲労が蓄積する場合もあるため、症状が軽減した後のケアも大切になります。
特に、肩の痛みがない状態でも肩関節の可動域が狭くなったり、肩甲骨や胸椎の動きが低下したりすると、以前とは異なるフォームで負担を補うことも考えられます。そのため、月2回を目安に肩関節や肩甲骨などの状態を確認しながら、野球の練習量や試合日程に合わせてコンディションを整えていく方針です。
一方で、必要なケアの頻度は野球を行う回数や投球数、ポジションなどによっても異なるため、すべての方に同じ通院ペースが当てはまるものではありません。姫路ゆずの木整骨院では、その時点での肩の状態や競技状況を確認しながら、無理のないケア方法を検討しています。
野球肩の再発を予防するためには、施術を受けることだけに頼るのではなく、日頃から肩甲骨ストレッチなどのセルフケアを取り入れ、投球後の肩の状態を確認する習慣をつけることが大切です。特に「少し違和感はあるけれど投げられる」という段階で無理を重ねると、投球フォームが変化して肩への負担が大きくなる場合もあるため、違和感や可動域の変化を見逃さないようにしてください。
また、練習量が増えた時期や連戦が続いた後などは、普段より肩周辺に疲労が蓄積しやすくなるので、投球強度を調整しながら休息を取り入れることも必要になります。肩だけではなく肩甲骨や胸椎を含めて動きやすい状態を維持し、必要に応じてコンディションを確認することが、野球を長く続けていくうえでの再発予防につながるでしょう。
姫路で野球肩にお悩みの方や、投球時に肩が痛むため思い切ってボールを投げられない方、以前より送球距離が短くなったと感じている方は、症状を我慢したまま投げ続けるのではなく、一度現在の肩の状態を確認してみることも選択肢の一つです。姫路ゆずの木整骨院では、肩の痛みだけでなく肩関節の可動域や肩甲骨、胸椎の動き、実際に困っている投球動作などを確認しながら、一人ひとりの競技状況に合わせた施術をご提案しています。野球を思い切り楽しめる状態を目指したい方は、ご予約・ご相談のうえお気軽にご来院ください。
