
鍼灸院は「しんきゅういん」と読む
「鍼」は「しん」、「灸」は「きゅう」、「院」は「いん」
「はりきゅういん」と読むのは間違い?
「鍼灸」は「しんきゅう」と「はりきゅう」のどちらで読む?
辞書や鍼灸業界ではどのように読まれている?
「鍼灸」とは鍼と灸を用いる施術
「鍼(しん・はり)」とは
「灸(きゅう)」とは
「鍼灸院」とはどのようなところ?
「鍼灸」と「針灸」に違いはある?
「鍼灸師」の読み方は「しんきゅうし」
鍼灸師は「はり師」と「きゅう師」の資格を持つ人の一般的な呼び方
はり師・きゅう師は国家資格
鍼灸院ではどのような施術を受けられる?
鍼灸院を利用するときは資格の有無も確認しよう
鍼灸院(しんきゅういん)
整体院(せいたいいん)
整骨院(せいこついん)
接骨院(せっこついん)
鍼灸院と整体院・整骨院では資格や施術内容が異なる
身体の悩みに合わせて適切な施設を選ぼう
鍼灸院は何と読みますか?
「鍼灸」は「しんきゅう」と「はりきゅう」のどちらが正しいですか?
「はりきゅういん」と読んでも間違いではありませんか?
「鍼」は「はり」と読めますか?
「灸」は何と読みますか?
「鍼灸師」は何と読みますか?
「鍼灸」と「針灸」は違いますか?
鍼灸院と整体院の違いは何ですか?
鍼灸院と整骨院の違いは何ですか?
鍼灸院ではどのような施術を受けられますか?
鍼灸院の読み方は「しんきゅういん」と覚えておこう

「鍼灸院って、しんきゅういん? それとも、はりきゅういん?」
看板やホームページで「鍼灸院」という文字を見て、読み方に迷ったことがある方もいるのではないでしょうか。
辞書では「鍼灸院」は「しんきゅういん」と掲載されており、一般的にはこの読み方が使われています。ただ、「はりきゅう」という言い方も実際に使われているため、少しややこしく感じるかもしれません。
ここでは「鍼灸院」の読み方を、漢字それぞれの読み方や鍼灸業界での使われ方とあわせて見ていきましょう。
「これ、何て読むの?」
「一般的には『しんきゅういん』だよ」
「鍼灸院」は「しんきゅういん」と読むのが一般的です。コトバンクの日本大百科全書でも「鍼灸院(しんきゅういん)」と掲載されています。
初めて見ると少し読みづらい漢字ですが、「鍼灸=しんきゅう」「院=いん」と分けて考えると覚えやすいでしょう。
引用元:コトバンク「鍼灸院」
コトバンク「鍼灸院」
では、漢字を一文字ずつ見てみましょう。
「鍼」は音読みで「しん」、訓読みでは「はり」と読みます。「灸」は「きゅう」、「院」は「いん」です。そのため、「鍼・灸・院」を音読みでつなげると「しんきゅういん」になります。
ちなみに「鍼」という漢字は、施術で使用する「はり」を表す際にも使われています。「針」と似ていますが、鍼灸に関する場面では「鍼」の表記を目にする機会が多いでしょう。
引用元:コトバンク「鍼」
コトバンク「鍼」
「じゃあ、『はりきゅういん』は間違いなの?」
ここは少し注意したいところです。
辞書では「鍼灸院」を「しんきゅういん」としていますが、「はりきゅう」という呼び方も実際に使われています。日本鍼灸師会でも「鍼灸」は一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれると紹介されています。
そのため、「はりきゅう」という言葉そのものを間違いと考える必要はないでしょう。施設名として「〇〇はりきゅう院」と、ひらがなを使っているところもあります。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
「結局、どっちを使えばいいの?」
文章の中で「鍼灸」と書かれている場合は、「しんきゅう」と読むのが一般的です。実際、デジタル大辞泉などの辞書でも「鍼灸」の読みは「しんきゅう」とされています。
一方で、鍼灸の内容をわかりやすく伝える場面では「はり・きゅう」という表現も使われています。
つまり、漢字の「鍼灸」を読むなら「しんきゅう」、鍼と灸をそれぞれ指して親しみやすく表現する場合には「はり・きゅう」と呼ばれることがある、と考えるとわかりやすいでしょう。
引用元:コトバンク「鍼灸」
コトバンク「鍼灸」
辞書では「鍼灸院=しんきゅういん」「鍼灸=しんきゅう」という読み方が掲載されています。
ただし、鍼灸業界では「はり・きゅう」という言い方も珍しくありません。日本鍼灸師会の公式サイトでも「はり・きゅうが国民の健康を支える時代へ」という表現が使われています。
「しんきゅう」と「はりきゅう」のどちらか一方だけが使われているわけではない、というのが実際のところです。
「鍼灸院」という漢字を見たときは、まず「しんきゅういん」と覚えておくとよいでしょう。そのうえで、「はり・きゅう」という呼び方も広く使われていることを知っておけば、迷いにくくなります。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸を知る」
日本鍼灸師会「鍼灸を知る」
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「鍼灸院の読み方はわかったけど、そもそも鍼灸って何をするの?」
そんな疑問を持つ方もいるでしょう。鍼灸は「しんきゅう」と読み、鍼や灸を使って体に刺激を加える施術と言われています。日本鍼灸師会では、症状などに応じた経穴(ツボ)へ鍼を刺したり、艾(もぐさ)を用いたりする方法が紹介されています。
鍼と灸では刺激の与え方も異なります。まずは、それぞれの特徴から見ていきましょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「鍼灸って、鍼だけをするものじゃないの?」
「実は、名前のとおり鍼と灸の両方があるんだよ」
鍼灸は、経穴と呼ばれるツボなどへ鍼や灸による刺激を加える施術と言われています。
日本鍼灸師会によると、「鍼灸」は一般的に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれています。鍼を使う方法だけでなく、艾による温熱刺激など、さまざまな施術方法があるのも特徴です。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「鍼って、注射針みたいなもの?」
漢字から太い針を想像するかもしれませんが、鍼灸では細い金属製の鍼が用いられています。
日本鍼灸師会では、ステンレス製や銀製などの鍼を使い、経穴などへ刺激を加える方法が紹介されています。また、皮膚へ刺さずに専用の道具で接触や押圧を行う施術法もあると言われています。
ちなみに「鍼」は「しん」のほか、「はり」とも読みます。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「じゃあ、お灸は熱いものなの?」
灸は、艾を用いて経穴などに熱刺激を加える方法と言われています。
昔ながらの直接皮膚の上で艾を燃焼させる方法だけではありません。日本鍼灸師会によると、艾を皮膚から離して燃焼させる温灸や、間に生姜などを置く方法もあります。
そのため、「お灸=すべて同じ方法」と考えるより、さまざまな施術方法があると覚えておくとわかりやすいでしょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「鍼灸院って、誰でも鍼をしていいの?」
日本国内で鍼灸施術を行うには、原則として「はり師」「きゅう師」の国家資格が必要とされています。
鍼灸院では来院した方の悩みや体の状態などを確認し、それぞれに合わせて鍼や灸を用いた施術を行うと言われています。ただし、採用している施術方法や考え方は鍼灸院によって異なるため、初めて来院する場合はホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「鍼灸と針灸、漢字が違うけど別物?」
意味としては、どちらも「はり」と「きゅう」を表す言葉として使われています。
ただし、鍼灸医療に関する団体では、施術に使用する「はり」を「鍼」と表記するケースが一般的です。鍼灸netでは、日本鍼灸師会などの公式文書では「鍼」の表記に統一されていると紹介されています。
そのため、鍼灸院や鍼灸について調べるときは「鍼灸」という表記を目にする機会が多いでしょう。「針灸」と書かれているから別の施術、というわけではないと言われています。
引用元:鍼灸net「『鍼』と『針』その違いは?」
https://shinkyu-net.jp/archives/622
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「鍼灸院では、どんな人が鍼をしているの?」
初めて鍼灸院へ行く方なら、気になるところですよね。鍼灸院では、主に「はり師」「きゅう師」の国家資格を持つ施術者が鍼や灸を使った施術を行っています。この2つの資格を持つ人は、一般的に「鍼灸師」と呼ばれています。
読み方だけでなく資格についても知っておくと、鍼灸院を選ぶときの参考になるでしょう。
引用元:厚生労働省「あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうを受ける皆様へ」
https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/001459199.pdf
「鍼灸師って、何て読むの?」
「一般的には『しんきゅうし』と読むよ」
コトバンクの日本大百科全書では、「鍼灸師」の読み方は「しんきゅうし」と掲載されています。
「鍼灸院(しんきゅういん)」と同じように、「鍼灸=しんきゅう」「師=し」と分けると覚えやすいですね。
引用元:コトバンク「鍼灸師」
https://kotobank.jp/word/鍼灸師-1342990
実は、「鍼灸師」という名称の国家資格が一つあるわけではありません。
「えっ、鍼灸師という資格じゃないの?」
正式には「はり師」と「きゅう師」がそれぞれ別の資格になっています。両方の資格を取得し、鍼と灸の施術ができる人を一般的に「鍼灸師」と呼ぶと言われています。
引用元:コトバンク「鍼灸師」
https://kotobank.jp/word/鍼灸師-1342990
はり師・きゅう師は、法律に基づく国家資格です。
厚生労働省によると、医師以外の人がはり・きゅうを業として行うには国家資格が必要とされています。また、国家試験を受けるには、認定された学校や養成施設などで必要な知識・技能を修得することが求められています。
つまり、「誰でも鍼を使って施術できる」というわけではありません。
引用元:厚生労働省「はり師国家試験の施行」
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/harishi/
「鍼灸院って、鍼を刺すだけ?」
そうとは限りません。鍼灸院では鍼による刺激のほか、艾(もぐさ)を使った灸による温熱刺激などが行われています。
実際の施術方法は鍼灸院によって異なり、来院した方の悩みや体の状態などを確認したうえで施術内容を検討すると言われています。
初めての場合は、どのような施術を行っているのか事前に確認しておくとよいでしょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「初めて行く鍼灸院、何を見て選べばいい?」
一つの目安になるのが、施術者の資格です。
厚生労働省では、利用者が国家資格の有無を見分けやすくするため、施術所に資格情報などを掲示するよう求めています。
ホームページのスタッフ紹介や院内の掲示などから、「はり師」「きゅう師」の資格を持っているか確認してみるのも一つの方法です。大切な体について相談する場所だからこそ、資格や施術内容を確認したうえで、自分が納得できる鍼灸院を選びましょう。
引用元:厚生労働省「あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうを受ける皆様へ」
https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/001459199.pdf
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「鍼灸院と整体院って何が違うの?」「整骨院と接骨院は別の施設?」
名前が似ているため、迷ってしまいますよね。鍼灸院は「しんきゅういん」、整体院は「せいたいいん」、整骨院は「せいこついん」、接骨院は「せっこついん」と読みます。
ただ、違うのは読み方だけではありません。施術方法や施術者に必要な資格にも違いがあるため、来院前に特徴を知っておくと選びやすくなるでしょう。
| 項目 | 鍼灸院 | 整体院 | 整骨院・接骨院 |
|---|---|---|---|
| 読み方 | しんきゅういん | せいたいいん | せいこついん・せっこついん |
| 主な施術 | 鍼・灸 | 手技など | 柔道整復 |
| 国家資格 | はり師・きゅう師 | 整体師という国家資格はない | 柔道整復師 |
| 健康保険 | 条件により対象 | 原則対象外 | 対象となる負傷などに条件あり |
引用元:厚生労働省「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/jyuudou/index.html
「鍼灸院は、その名前どおり鍼とお灸をするところ?」
基本的にはそのように考えるとわかりやすいでしょう。
鍼灸院では、国家資格である「はり師」「きゅう師」の資格を持つ施術者が、鍼や灸を用いてツボなどへ刺激を加える施術を行うと言われています。
鍼灸院によって施術方法は異なるため、気になる方は事前にホームページなどを確認してみましょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「整体院にも国家資格を持った人がいるの?」
ここは注意しておきたいポイントです。
厚生労働省の資料では、「柔道整復師(国家資格)≠整体師(非国家資格)」と区別されています。つまり、「整体師」という名称自体は国家資格ではありません。
整体院では手技などによる施術が行われていますが、施術内容や施術者が持つ資格は施設によって異なると言われています。
引用元:厚生労働省「労働政策審議会資料」
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000694909.pdf
整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が施術を行っています。
「どんなときに利用するところ?」
厚生労働省によると、整骨院や接骨院では骨折・脱臼・打撲・捻挫などに対して柔道整復の施術が行われています。
健康保険については、すべての施術に使えるわけではありません。単なる肩こりや筋肉疲労などは保険の対象にならないため注意しましょう。
引用元:厚生労働省「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/jyuudou/index.html
「整骨院と接骨院って、何が違うの?」
名称は異なりますが、どちらも柔道整復師が柔道整復を行う施術所として使われている呼び方です。
厚生労働省の資料でも、柔道整復師が資格取得後に「接骨院」や「整骨院」を開業できると説明されています。
そのため、「整骨院だからこの資格、接骨院だから別の資格」という違いではないと覚えておくとよいでしょう。
引用元:厚生労働省「労働政策審議会資料」
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000694909.pdf
「名前は似ていても、中身は同じじゃないんだね」
そのとおりです。
鍼灸院では「はり師・きゅう師」、整骨院・接骨院では「柔道整復師」という国家資格が関係します。一方、整体師は国家資格ではないとされています。
もちろん、鍼灸と整体を組み合わせる施設などもあるため、看板の名称だけで判断するのではなく、施術者の資格や施術内容まで確認することが大切でしょう。
引用元:厚生労働省「資格・試験情報」
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/index.html
「結局、どこへ行けばいいの?」
まずは、自分が何に悩んでいるのかを整理してみましょう。
鍼や灸による施術を希望するなら鍼灸院、手技による施術を希望するなら整体院などが選択肢になります。捻挫や打撲などの外傷では、柔道整復師がいる整骨院・接骨院へ相談する方法もあります。
ただし、強い痛みや腫れがある、症状が長く続いているなどの場合には、医療機関への相談が必要になるケースも考えられます。
「どこでも同じ」と考えず、資格や対応できる内容を確認し、自分の悩みに合った施設を選ぶことが大切です。
引用元:厚生労働省「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/jyuudou/index.html
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鍼灸院の読み方を調べていると、「はりきゅういんでもいい?」「鍼灸師は何て読むの?」など、いろいろな疑問が出てきますよね。
ここでは、鍼灸院や鍼灸にまつわる読み方・意味について、よくある疑問をQ&A形式で紹介します。
「鍼灸院」は、一般的に「しんきゅういん」と読みます。
「鍼灸=しんきゅう」「院=いん」と分けて考えると覚えやすいでしょう。コトバンクの日本大百科全書でも「鍼灸院(しんきゅういん)」と掲載されています。
引用元:コトバンク「鍼灸院」
https://kotobank.jp/word/鍼灸院-2784391
「どっちが正しいの?」と迷いますよね。
辞書では「鍼灸」の読み方として「しんきゅう」が掲載されています。一方、日本鍼灸師会では「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれると紹介されています。
そのため、使われる場面によって呼び方が異なると考えるとわかりやすいでしょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「はりきゅう」という言い方自体が間違いとは言い切れません。
日本鍼灸師会でも「はり・きゅう」という呼び方が使われています。ただし、「鍼灸院」という熟語については辞書で「しんきゅういん」と掲載されているため、基本の読み方として覚えておくとよいでしょう。
引用元:コトバンク「鍼灸院」
https://kotobank.jp/word/鍼灸院-2784391
はい。「鍼」には音読みの「しん」だけでなく、訓読みの「はり」もあります。
「鍼灸」では「しん」と読みますが、鍼そのものを指して「はり」と読むこともあります。「鍼を打つ」といった使い方がその一例です。
引用元:コトバンク「鍼」
https://kotobank.jp/word/鍼-116817
「灸」は「きゅう」と読みます。
「お灸」という言葉なら聞いたことがある方も多いでしょう。日本鍼灸師会では、艾(もぐさ)を燃焼させるなどして体に刺激を加える方法が紹介されています。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「鍼灸師」は「しんきゅうし」と読みます。
「鍼灸師っていう一つの資格なの?」
実際には「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格があり、両方を取得した人を通称「鍼灸師」と呼ぶと言われています。
引用元:コトバンク「鍼灸師」
https://kotobank.jp/word/鍼灸師-1342990
「漢字が違うから別物?」と思うかもしれません。
辞書では「鍼灸/針灸」の両方が掲載されており、いずれも「しんきゅう」とされています。また、「鍼」についても「針」と通用するとされています。
現在、鍼灸に関する専門的な場面では「鍼灸」という表記を目にする機会が多いでしょう。
引用元:コトバンク「鍼灸」
https://kotobank.jp/word/鍼灸-536947
「どちらも体の悩みを相談する場所だから同じ?」
実は資格の位置づけが異なります。鍼灸院では、国家資格である「はり師」「きゅう師」の資格を持つ施術者が鍼灸施術を行います。
一方、「整体師」という名称自体は国家資格ではありません。施術内容や保有資格は整体院によって異なるため、来院前に確認しておくとよいでしょう。
引用元:厚生労働省「職業情報提供サイト等における民間資格等の表記について」
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000694909.pdf
大きな違いの一つが、施術者の資格です。
鍼灸院では主に「はり師・きゅう師」が鍼や灸を使った施術を行います。一方、整骨院では「柔道整復師」という国家資格を持つ施術者が柔道整復を行うと言われています。
そのため、名前が似ていても施術内容や資格は同じではありません。
引用元:厚生労働省「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/jyuudou/index.html
「鍼を刺すだけなの?」と思う方もいるでしょう。
鍼灸院では、細い鍼を用いて経穴(ツボ)などへ刺激を加えたり、艾を用いた灸で刺激を与えたりする方法があると言われています。
実際の施術方法は鍼灸院によって異なるため、不安がある場合は来院前に相談してみましょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会「鍼灸の基礎知識」
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
「結局、どう覚えればいい?」
まずは「鍼灸院=しんきゅういん」と覚えておけばよいでしょう。
一方、「鍼」は「はり」とも読み、鍼灸そのものを「はり・きゅう」と表現することもあります。そのため、「はりきゅう」という言葉を見かけても不思議ではありません。
読み方をきっかけに「鍼灸とは何をするのか」「どのような資格を持つ人が施術するのか」まで知っておくと、初めて鍼灸院へ来院するときにも役立つでしょう。
引用元:コトバンク「鍼灸院」
https://kotobank.jp/word/鍼灸院-2784391
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