腱鞘炎 放置するとどうなる？悪化リスクと今すぐ始めるべき対処法を解説

まずは痛みが出たら「冷やす」ことから

腱鞘炎の初期段階でよくすすめられている方法のひとつが「冷却」です。痛みや腫れがあるときは、氷や保冷剤をタオルで包んで患部に10〜15分ほど当ててみると、炎症の広がりを抑えることにつながると言われています。
ただし、冷やしすぎは逆効果になることもあるため、感覚が鈍くなる前に取り外すことがすすめられています（引用元：https://awata-ojikouen.com/symptom/tendinitis/）。

安静を意識しながら「使いすぎ」を防ぐ工夫を

腱鞘炎は、繰り返しの動作による使いすぎが原因になると考えられています。家事やパソコン作業、スマホの操作など、日常の何気ない動作でも負担がかかることがあります。

無理に動かし続けると慢性化しやすいため、こまめに休憩を入れたり、可能であれば一時的に手の使用を減らす工夫が大切とされています。特に同じ動作を繰り返す習慣がある人は、1時間に1回は手首を休める時間をつくることが意識されているようです。

テーピングやサポーターで手首を保護する

自宅でできる対策として、手首を軽く固定することも挙げられます。サポーターやテーピングを使うことで、関節の動きを最小限にとどめ、炎症の悪化を防ぐ効果が期待されています（引用元：https://medicalnote.jp/diseases/腱鞘炎）。

ただし、締め付けが強すぎると血流が悪くなる可能性があるため、「軽く支える」イメージで使うとよいとも言われています。

日常のクセを見直して、再発予防を意識しよう

セルフケアは一時的な対処だけでなく、再発を防ぐ視点でも役立ちます。たとえば、スマートフォンの持ち方を変える、重い荷物を左右の手で交互に持つなど、負担を分散させる工夫も予防につながると考えられています。
また、入浴時に手首を温めることで、血流促進や筋肉の緊張緩和が期待されているとの報告もあります。

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